日本一を目指す昨年4強の藤枝明誠が、八王子学園八王子(東京1位)を111-70で破り、準々決勝進出を決めた。初戦に続く100点試合で2年連続のベスト8入り。鍛え上げた堅守速攻を披露し、出場14選手中11人が得点を挙げた。今夏、全国の強豪が集まるU-18トップリーグで、大黒柱209センチのCボヌ・ロードプリンス・チノンソ(2年)を欠きながら戦い、選手らが成長。金本鷹(よう)監督(33)は「ゲームを重ねるごとに信頼感が増している」と目尻を下げた。
著しい成長で、指揮官から「この試合のマン・オブ・ザ・マッチ」と評されたのはSF大塚絢心(3年=吉田中出)だ。第3クオーター(Q)では開始15秒で3点シュートを成功。その後も2本沈めてチームの勢いを加速させた。トータルでは10本放って5本決めるなど、チーム2位の19得点で貢献。守備でも「チームを代表してディフェンスをハッスルする責任を果たせた」と白い歯を見せた。
2回戦でシュートのふるわなかったエース・SG赤間賢人(3年)は3点シュート3本を含むチーム最多21得点。リバウンドも6本と攻め続けた。ロードプリンスは、相手の206センチ留学生とのマッチアップを制し、3戦連続のダブルダブル(21リバウンド、16得点)に「相手の強みを出させないようにできた」と話した。
27日の準々決勝では、同じく100点ゲームで勝ち上がった昨年王者で優勝候補の開志国際(新潟1位)と激突する。1年前、準決勝の最終Q残り17秒で76-76と追いつかれ、逆転負けを喫した相手。大塚は「先輩たちの分まで、自分たちがリベンジを果たす気持ちでやりたい」と気合を入れた。【倉橋徹也】
◆テレビ放送 男子決勝は29日午後1時からテレビ朝日系で、女子決勝は28日正午からBS朝日でともに生放送


