宇都宮ブレックスの佐々宜央(さっさ・のりお)ヘッドコーチ(HC)が初顔合わせとなる佐賀バルーナーズを警戒した。27、28日にブレックスアリーナ宇都宮で対戦。25日に宇都宮市内での練習を公開し、「(佐賀は)チャンピオンシップを狙えるチーム。西地区2位もあるし、ワイルドカードもある。強敵だと思います」と話した。

今季B1に昇格したばかりの佐賀だが、強豪ひしめく西地区で現在3位。直近の5連勝で18勝13敗とし、2位島根に3ゲーム差と迫っている。

B1の大阪やSR渋谷で活躍したジョシュ・ハレルソンが帰化枠選手として在籍するなど、インサイドに強みがある。しかも「帰化枠を守備で使ってくる。ペイントでの得点を簡単に許してくれない」(佐々HC)という。

アイザック・フォトゥが負傷のため21日の琉球戦を欠場。インジュアリーリストに入っているギャビン・エドワーズの復帰について佐々HCは「もうそろそろ。タイミングを見て」というが、今週末に間に合うかどうかはわからない。竹内公輔、グラント・ジェレットら「インサイド陣がどれだけ戦えるか」をポイントの1つにあげた。

また、要注意選手としては角田太輝(すみだ・たいき)を挙げた。

「恐いのは角田選手。最近のプレーには目を見張るものがある。スピードがあるし、ハンドリングもうまい」

白鴎大出身の24歳はプロ3年目の今季、スターティングメンバーに定着。1試合平均11・8得点をあげている。特に年が明けてから絶好調で、5試合続けて18点以上取り、7日の仙台戦では30得点をマークした。1月の3ポイントシュートの成功率は、50%(34本中17本成功)と高水準にある。

「3週連続して週末にホーム戦がある。ここが踏ん張りどころかもしれない」と佐々HC。3ゲームで追う東地区首位のA東京は、なかなか取りこぼしてくれない。ピタリ背走してプレッシャーを与えるためにも、しっかりと白星を積み重ねていきたいところだ。【沢田啓太郎】