前回王者の張本智和(智和企画)森薗政崇(BOBSON)組が連覇を逃した。前回8強の小林広夢、伊藤礼博組(日本大)に1-3(8-11、11-7、9-11、7-11)で敗れた。張本は「1ゲーム目で簡単に取られた。終始、雰囲気にのまれた」と受け止めた。

第2ゲーム(G)こそ奪ったが、第3G以降はともに後半で突き放された。「中国選手のような破壊力があった」と勝利した大学生コンビをたたえた。

張本は男子ダブルスこそ連覇を逃したが、男子シングルスでは4強に進出。この日は準々決勝で、20年王者の宇田幸矢(明治大)を4-2で下した。2ゲーム先取から追いつかれたが、第5Gを11-8、第6Gを12-10で奪取。試合中には「負けたら負けたで、次に頑張るしかない」と心に余裕を持たせ、難敵を退けた。

約2年に及んだパリ五輪選考レースでは首位を独走し、すでにシングルス代表入りは決定的となっている。張本にとって今大会の成績は選考レースに影響しないが、28日の準決勝、決勝へ向け「優勝しか狙っていない」とキッパリ。6大会ぶり2度目の日本一へ気持ちを高めた。