パリ五輪世界最終予選(2月8日開幕、ハンガリー)に臨むバスケットボール女子日本代表候補選手が29日、渡欧した。出国直前に成田空港で取材対応した恩塚亨監督(44)は「あらためて胸が高鳴る」と明るい表情で話した。
男子日本代表のトム・ホーバス監督は先日、バスケットボールをテーマにした名作『スラムダンク』の上映会に出席した。女子日本代表を率いる恩塚監督も、同作品から刺激を受けた1人。昨夏には沖縄で原作者の井上雄彦氏と映画鑑賞したエピソードを披露。「井上先生のことは尊敬している。映画もそうだし、アニメも好き」と力を込めた。
指揮官にとって印象深い作中の場面がある。それは原作の最後、リハビリを乗り越えようとする主人公・桜木花道が、「天才ですから」と口にするシーン。「すごくすてきで、かっこいい。ああいうことを言える選手が増えていったらいいと思っている」と、熱く語った。国民的バスケ作品からも刺激を受け、五輪切符をつかみ取る。【奥岡幹浩】


