女子は、浜松開誠館が沼津を60-42で下し、8大会連続8度目の優勝を飾った。

男子は藤枝明誠が沼津中央を83-59で退け、3連覇を達成。1月の新人戦に続き、県2冠に輝いた両校は全国総体(8月3日開幕、福岡)の出場権を獲得。さらに男女の1~3位チームは、29日に開幕する東海総体(岐阜)に出場する。

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女子は、浜松開誠館が、重圧をはねのけ女王の座を守った。県内高校公式戦の連勝記録を「156」に伸ばし、県大会(新人、総体、選手権)23連覇を達成した。18点差リードで迎えた第4クオーター(Q)で、優勝を告げるブザーが鳴り響くと、選手は笑顔で握手を交わした。三島正敬監督(48)は「いつも同じで前半が不安定だった。調子が悪いなりに、失点を抑え込んでくれたことはよかった」と振り返った。

U17日本代表候補のSF後藤音羽(3年)が、序盤から相手の厳しいマークに合い、1Qはわずか1得点。立ち上がりから17-13と互角の戦いを強いられた。「シュート決定率が悪く、球際も負けていた」と反省。しかし2Qは一転、178センチの長身を生かしたリバウンドに、外角からの速攻で8得点。修正能力の高さを見せつけた。終わってみればチーム最多の16得点を挙げて、8度目の頂点をたぐり寄せた。

昨年の全国総体は、ベスト16止まり。悔しい思いをした後藤は「今年はチャンス。ベスト4を狙って1戦1戦を大事に戦いたい」。県内敵無しの常勝軍団が今夏、福岡の地で躍動する。【山口昌久】

○…男子は、藤枝明誠が、9度目の全国総体出場を決めた。1月の新人戦で50点差(122-72)で大勝した相手に83-59。第1Qは激しく主導権を争い、シーソーゲームに耐え続けた。20-20で折り返した第2Qは、開始から連続8得点。第3Qも2度の連続9得点で勝利を決定づけた。ただ金本鷹(よう)監督(33)は「甘さが出た試合。課題も多く出た。まだチームづくりは未完成」と表情を曇らせた。

そんな中、エースCのボヌ・ロードプリンス・チノンソ(3年)がチーム最多32得点と攻撃をけん引。負けじとSF柴田陽(2年)も15得点の活躍を見せたが「前半は堅守速攻ができていたが後半、集中力が落ちてしまった」と反省した。

全国総体は22年3位、昨年は8強に甘んじた。あと1歩届かなかった先輩たちの思いを背負うPG野田遼聖主将(3年)は「ディフェンスからブレイクする形を、東海総体までにしっかり修正していく」と、気を引き締めた。