フィギュアスケート女子で、ジュニアながら昨年末の全日本選手権で2位となった島田麻央(16=木下グループ)が、3連覇がかかる世界ジュニア選手権(2月26日開幕、ハンガリー・デブレツェン)へ向け自らを律した。
14日、拠点とする京都府宇治市の木下アカデミー京都アイスアリーナで練習を公開。1月末の国民スポーツ大会には右足の張りで欠場していたが、「今はもう痛くないので大丈夫」と順調な仕上がりを披露した。
大技4回転トーループは跳ばなかったものの、トリプルアクセル(3回転半)は着氷。曲をかけた練習では、ショートプログラム(SP)の「Defying Gravity」を2度、フリーの「窓から見える」の後半部分を通した。「いい日は結構うまくいっているので、続けていきたい」と白い歯を見せた。
国際大会無敗を継続し、ジュニアの大会に限れば27連勝。開幕まで10日に迫る世界ジュニアでも3連覇がかかっており、「練習の中でも3連覇したいという思いがある」と闘志を燃やす。それでも「考えすぎて失敗してしまった」という23年全日本選手権の反省を教訓にしており、「ハンガリーに行ってからはそのことは気にしないようにしたい」と平常心を貫いていく。
ストイックさはオフアイスでも表れた。この日はバレンタインデーということもあり、市販のチョコレート「40~50個」を自らラッピングし、チームの仲間たちと交換。取材後には、この日集まった報道陣1人1人に、外袋に自身の写真がプリントされたお菓子を配る気配りを見せたが、本人は「世界ジュニア前はチョコレートは(食べずに)保存している。食べるのを我慢するのに打ち勝っています」と笑った。
年齢制限により26年ミラノ・コルティナ冬季五輪には出場できないが、1戦1戦価値ある勝利を積み重ねていく。【勝部晃多】


