フィギュアスケート女子で23日まで行われたジュニア・グランプリ(GP)シリーズ第1戦ラトビア大会(リガ)で金メダルを獲得した岡田芽依(15=名東FSC)が、スターロードを駆け上がる。25日、羽田空港に帰国。「表彰台の真ん中に立つのが初めてだったので、信じられなかった」とシリーズ初優勝の喜びをかみしめた。
68・38点で1位だったショートプログラム(SP)に続き、フリーもトップの121・29点で合計189・67点を記録。演技後は「ノーミスしたらガッツポーズしようと決めていた」と、珍しく感情があふれた。特に自己ベストを更新したSPは納得の出来栄えで、「手応えは結構ある」とうなずいた。
昨季からジュニアGPシリーズに参戦。2戦ともに表彰台に立ったが、ファイナルにはあと1歩届かず「後からちょっと悔しい気持ちがきた」と振り返る。今季は「何もわからずに行っていた」という1年目の経験を生かし、「去年と比べたらイメージができるようになった」と成長。武器とする回転の速いジャンプを落ち着いて決め、「それが結果につながったのかな」と実感を込めた。
名前は、母が好きだった「となりのトトロ」の主人公の1人「メイ」から。3年前からトトロのティッシュケースを愛用しているが、海外に行く際にも「毎回持って行っています」と必ず小さなトトロのぬいぐるみを持参する。今大会もリンクサイドで見守った“となり”の相棒から力をもらった様子だ。
シリーズ計7戦の上位6人が12月のジュニアGPファイナルに進む。昨季惜しくも進出を逃した大舞台は今季、自身が生まれた愛知県名古屋市(IGアリーナ)で開催される。「めったにないこと。このチャンスをしっかりとつかみたい」。大技トリプルアクセル(3回転半)にも挑戦中の中学3年生が、「メイ」の名を世界にとどろかせる。【勝部晃多】


