【北京=松本航】今大会で26年ミラノ・コルティナ五輪の日本ペア2枠目を勝ち取った愛称“ゆなすみ”の長岡柚奈(ゆな、20)森口澄士(すみただ、23)組(木下アカデミー)が、フリーから一夜明けて思いを語った。

3月の世界選手権で愛称“りくりゅう”の三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が1枠を確保。今回で2枠目をつかみ、五輪ペアで日本勢史上初となる複数組派遣が実現する。

代表選考レースは12月の全日本選手権(東京)まで続くが、三浦、木原組とともに“ゆなすみ”も出場が有力な立ち位置にいる。

前夜は祝福メッセージが多数あったといい、長岡は「ありがたい言葉をたくさんいただいたので、それを1つ1つ見ながら、私もそれに対して感謝を述べるメッセージを返信していました」。森口は日本から持参したビール「サッポロクラシック」で祝杯を挙げたといい「僕も皆さんのお祝いのメッセージにすごく励まされて、うれしい気持ちになった夜でした」と笑顔を見せた。

今大会は重圧がかかるショートプログラム(SP)、フリーとなり、合計178・66点の3位。残されていた3枠を争っており、最後の椅子に滑り込んだ。

自己ベスト192・77点を記録した前戦の木下グループ杯から得点は下がっており、長岡は「ひたすら気持ち、メンタルを強めたい」。森口も「『ミスをしても引きずらない』という気持ちをさらに進化させていって、その上で1つ1つのエレメンツ(要素)のクオリティーを上げていく。今シーズンの最後までに、できるだけ早く完成したショート、フリーを自信を持って見せられるようにしていけたらと思います」と今後を見据えた。