昨季の世界ジュニア王者の中田璃士(17=りお)の弟で10歳の序珠亜(じょしゅあ)が、全日本ノービス選手権デビューを飾った。ノービスB(6月30日時点で満9~10歳)のカテゴリーの全国大会に初登場し、53・03点で8位となった。
得意の2回転フリップや2回転-1回転の連続トーループなどを着氷。7歳年上の璃士のおさがりの衣装に身を包み、会場を盛り上げた。応援に訪れた兄の前で明るく滑り切り「1番良かったところは、最後まで笑顔でパフォーマンスできたところです」とにっこり。初々しく滑る姿に、璃士は「まあまあです」とニヤリとほほ笑み、父・誠人コーチは「頑張っていましたね」とうなずいた。
全日本選手権4度出場の誠人コーチと、英国人の母のもとに生まれた三男。3歳で競技を始め、一時はスケートから離れていたが、小学3年生のころに「璃士が4回転を跳んでいて、僕も将来は有名人になりたいから」との理由で再び滑り始めたという。
小学5年生となった現在は、連続2回転ジャンプを着氷するまでに成長。人前で演技を披露することは好きだといい「みんなの前ですごい演技ができるところを見せたい。だから全然怖くもないです。みんなが来てくれてうれしいです」と大物ぶりを漂わせた。
憧れの選手には、女子で世界ジュニア3連覇中の島田麻央を挙げた。「うまくて、回転も速いから好きです」。璃士への憧れについては「ちょっと…」と照れ笑い。将来については「五輪に出たい」と思いをはせていた。
優勝は泉篤杜(宮城FSC)で77・77点だった。


