【サスカトゥーン=藤塚大輔】友野一希(27=第一住建グループ)はショートプログラム(SP)から2つ順位を落とし、今季GP初戦を4位で終えた。フリー5位の159・39点とし、合計251・46点。22年フランス杯以来、3季ぶりのGPでの表彰台に2・23点届かなかった。「こういう状況でやり切れるかが、毎回のターニングポイント。ポジティブに言えばちゃんと上がってきていて、もったいないミスも少なくなってきているけれど、まだ磨けた面があった」と振り返った。
冒頭で4回転-2回転の連続トーループを決めたが、続く単発の4回転トーループ、4回転サルコーでともに転倒。3回転ループでも回転不足で減点となり、最後のスピンでもバランスを崩した。
「びっくりというミスはなかったと思う。いつも完璧にこなせているかと言えば、そうではなかった」
今季は来年2月のミラノ・コルティナオリンピック(五輪)の代表3枠を争うシーズン。友野が初の五輪切符獲得に前進するには表彰台に乗りたいところだったが、ジャンプやスピンでの減点が響き、得点を伸ばしきれなかった。
次戦はGP第5戦スケートアメリカ(14~16日、レークプラシッド)。「ジャンプでミスをしても、それ以外はやれることを全て出し切りたい」と見据えた。
優勝は世界選手権2連覇中のイリア・マリニン(米国)。フリーで4回転5種6本を決め、228・97点で自身のフリー世界歴代最高得点を更新した。合計点でも世界歴代2位となる合計333・81点をマーク。第1戦フランス大会に続いて連勝を収め、男子では一番乗りでGPファイナル(12月4~6日、名古屋)進出を決めた。
2位はアレクサンダー・セレフコ(エストニア)で合計257・21点。3位には日本の三浦佳生(かお、20=オリエンタルバイオ/明治大)が合計253・69点で入り、3位だった24年スケートアメリカ以来の表彰台に立った。


