バスケットボールB1のレバンガ北海道PG島谷怜(25)が新年の抱負に「チャンピオンシップ(CS)進出」を掲げた。
トーステン・ロイブル監督(53)と新加入6選手を迎えた今季、クラブ最長12連勝を挙げて東地区3位と躍進。レバンガ3季目の道産子司令塔が強さの秘密を語った。【聞き手=保坂果那】
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-25年はどんな年だった
島谷 いい年。チームもいい感じですし、僕自身のパフォーマンスも良くなっている。
-新年の抱負
島谷 CS出場です! 勢いを継続していきたい。26年は強豪と言われるチームと対戦するスケジュール。自分たちの目標を達成するために、いいスタートを切るためにも川崎との連戦は重要。
-11月2日大阪戦(102-82)から12月14日富山戦(88-87)までクラブ初の12連勝を挙げた
島谷 チームが大きく変わった年になった。クラブの体制もそうだし、注目されるようになって、その中で結果を出し続けられているのはすごくポジティブ。
-前半戦の出来は想像以上
島谷 想像以上です。僕らもうまくいき過ぎてるな感はある。もちろん勝ち続けるのが一番いいけど、負ける時も来ると思う。チームとして立て直せるかが大事。そういうタイミングが来た時にしっかりまとまっていきたい。
-ロイブル監督が14季ぶりに復帰。大きな変化は
島谷 一番は得点。入るペースが速いのが分かりやすい部分。全員で走る意識を持っている。ポンポンとシュートを打つわけじゃなくて、確実に点数を取りに行くためにインサイドでの点数が多いっていうのが今の特長。ビッグマンもそうだし、ガード陣もしっかりドライブしながらペイント(エリア)の中、ゴール下での得点が増えているっていうのは、効率も含めていい傾向。
-個人的に言われていること
島谷 ペースの部分。とにかくペースを上げて、上がったペースを一定に保って欲しいと言われる。スローダウンする時ももちろんあるけど、なるべく一定のペースでやる方が、僕たちもそのペースに合わせやすいし、相手は疲れてくると思うので、そのペースをしっかり保つようにコントロールするのが僕の役割の1つ。あとはペイントにしっかりアタックしていくっていうのも個人的に言われる部分の1つ。
-日本代表SG富永啓生(24)ら新戦力も活躍
島谷 チームケミストリーも素晴らしい。リーダーシップを持っている外国人選手や得点を取れる富永選手だったりも入ってきて、本当にいい循環。新しい選手が入ってきたことによって、既存の選手もレベルアップ、ステップアップできている。
-富永の加入について
島谷 最初加入を知った時はみなさんと同じようにびっくり。本当に来るのかな? って。楽しみにしていて、シーズンが始まって、彼も本当にみんなの期待に応えるようなプレーをしてくれているし、プレー以外の部分でも、会場を盛り上げるしぐさとか、今までにない選手。いろんな面で盛り上げる力を持っている選手が来た。
-北海道出身。地元クラブでのプレー
島谷 小さい時から見てきたチーム。試合に行くとなかなか勝ちゲームを見られず、見られたらラッキーだなぐらいの気持ちだった。そんなチームが今変わろうとしているのはうれしいこと。地元だからこそ、僕のことを応援してくれる人がたくさんいる。本当に誇らしい。そういう人たちにいいプレーを見せたいって気持ちがある。恥ずかしいプレーをしないように。
-今季からホームで「島谷シート」を設置し、道内の小学生チームを無料招待している
島谷 試合が終わった後にミニバスの子たちと写真を一緒撮ったり、サインをしたりする。楽しそうな姿を見ると企画して良かった。今のところ招待した試合は9戦全勝。「縁起がいいシート」って書いておいてください。
◆島谷怜(しまたに・れん)2000年(平12)7月22日、釧路市出身。釧路大楽毛小1年からバスケットボールを始める。苫小牧緑小卒業後、東海大四中、東海大札幌高、東海大に進学。大学2、4年時にインカレで優勝。23年1月にレバンガの特別指定選手に登録され、大学卒業後の同年4月からレバンガに加入。175センチ72キロ。家族は両親と姉、妹。趣味はキャンプ。


