ミラノ・コルティナ五輪に女子日本代表として出場したフォルティウスが北海道銀行に黒星を喫し、準決勝で敗退した。前年優勝チームとして連覇を狙ったが、決勝進出を逃した。14日の決勝はSC軽井沢クと北海道銀行の対戦となった。
準決勝
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| フォルティウス | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | × | 6 |
| 北海道銀行 | 0 | 2 | 0 | 3 | 0 | 2 | 2 | 1 | 0 | × | 10 |
五輪出場フォルティウス準決勝敗退で連覇逃す「私のショットが決まらなくて」吉村
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第1エンド
フォルティウスのメンバーはPOに引き続き近江谷、小谷、小林、吉村。不利な先攻でスタートする。吉村の1投目はハウス(円)内の北海道銀行の石1個をはじき出し、自らが残る。北海道銀行の仁平の1投目ではじき出され、円内に石がない状況。吉村は最終投でドローショット。円手前に石を置く。北海道銀行はスルーショット。両チーム無得点のブランクエンドを選択し、0-0。
第2エンド
引き続き先攻のフォルティウスは、近江谷の1投目でセンターラインにハウス(円)手前のガードストーンを置く。2投目でその裏側に石を置き、縦に並べる。小谷の1投目は石が狙いどおり曲がらず、ガードストーンに当たる。2投目では円内の北海道銀行の石に弱くあたり、相手の石が残る。北海道銀行の2個の石が横に並び、一気にはじき出せない配置になる。フォルティウスは小林の2投で相手の石を1個ずつはじき出す。北海道銀行は仁平の1投目でナンバー1、2を確保する。吉村の最終投は相手のナンバー1をはじき出し、自らが残る。北海道銀行の仁平は最終投でナンバー1を奪う。フォルティウスは2点先制を許す。0-2となる。
第3エンド
フォルティウスは後攻に転じる。北海道銀行は田畑の1投目でハウス(円)内の2個のフォルティウスの石をはじき出すダブルテークアウトを決める。小林の2投目は相手のナンバー1の石に当てて飛ばすも、自らの石が円内に入れられない。北海道銀行の1投目で円内に唯一あるフォルティウスの石をはじき出されそうになるが、とどまる。吉村の最終投は相手のナンバー1をはじき出し、2点を狙う。しっかり2得点し、2-2の同点に追いつく。
第4エンド
2-2の同点で迎えたフォルティウスは先攻となる。近江谷の2投目が狙いどおり曲がらず石が当たらずスルーでハウス(円)外に出る。北海道銀行は山本の2投目がフォルティウスが円手前に置いたガードストーンに当たる。北海道銀行の田畑の1投目はフォルティウスの石に当たりながら、自らも円内に残りたかったが、外に出る。吉村の最終投前時点でナンバー1、2が北海道銀行の状態。北海道銀行の仁平の最終投でフォルティウスの石をはじき出し3得点する。2-5のビハインドになる。
第5エンド
2-5で3点を追うフォルティウスは後攻で前半ラストエンドを迎える。小谷の2投目まで終えてナンバー1、2を持っていたが、北海道銀行の田畑の1投目のダブルテークアウトで両方はじき出される。吉村の1投目で相手の石をはじき出し、自らが円内にとどまる。最終投は2点のチャンス。ドローショットでナンバー1、2を確保して4-5で前半を折り返す。
第6エンド
1点を追う4-5でフォルティウスは先攻で後半をスタートする。残り2投でナンバー1はフォルティウスが持つ。吉村の1投目はハウス(円)手前にガードストーンを置いて守ろうとするが縦に並ばず、北海道銀行の仁平の1投目でナンバー1が入れ替わる。吉村の最終投は自チームのガードストーンに当たってしまい、円の外へ出てしまう。2失点のピンチとなる。相手の最終投はドローショットが決まり、ナンバー2。2点を献上して4-7の3点ビハインドとなる。
第7エンド
後攻で3点を追うフォルティウスは複数得点を狙う。北海道銀行の山本の2投目で石が縦に並ぶ好ショットが決まる。小林の1投目は相手のナンバー1をはじ出せたが、自らがハウス(円)内に残れなかった。2投目は相手の石に寄せるショットを決めて、ナンバー1が入れ替わる。吉村の1投目でナンバー2を持つ。相手にナンバー1、2を持たれ、吉村の最終投は最大3点のチャンス。だが、ショットは円手前のガードストーンに当たり、円内を動かせず、2点スチールを許す。4-9となる。
第8エンド
後攻で5点差を縮めたいフォルティウスは、序盤でハウス(円)手前にガードストーンを置き、複数得点を狙う作戦に出る。小林の1投目は円内にナンバー1の位置で石を止める。2投目はガードストーンに当たりながらわずかに円内に滑らせるが、ナンバー1は北海道銀行だったが、仁平の1投目で石が当たり、円中心付近から遠ざかる。吉村の1投目でナンバー1を持つが、仁平の最終投で入れ替わる。ナンバー1、2を相手に持たれる状況での吉村の最終投は、ナンバー1を奪えず、1点を献上。連続スチールを許す。4-10で点差は6に広がる。
第9エンド
2連続スチールを許し、4-10で終盤戦に入る。フォルティウスは後攻で逆転を狙う。残り4投になり、タイムアウトを取る。円内には北海道銀行の石が2個ナンバー1、2。フォルティウスの石はナンバー3。相手の2個の石を一気にはじき出せるか相談する。小林の1投目、円内の石の裏側を狙うショットを選択するが、円内に届かず、円の手前にとどまる。吉村の1投目でナンバー2、3を持つ。北海道銀行は仁平の最終投によってフォルティウスの石は円内に1個の状況。吉村の最終投はドローショットで円内中心付近に置き、2得点するが、相手の勝利を認めコンシードで敗れる。

- 日本カーリング選手権大会 横浜2026 女子準決勝 フォルティウス対北海道銀行 フォルティウスがコンシードを選択し、北海道銀行が勝利し、お互いに握手をする両チームの選手たち(撮影・山本朝陽)=2026年6月13日
プレーオフ
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 中部電力 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | × | × | 3 |
| フォルティウス | 2 | 0 | 2 | 2 | 0 | 4 | 0 | 2 | × | × | 12 |
第1エンド
フォルティウスは有利な後攻でスタートした。中部電力の北沢の1投目は、ハウス(円)内のフォルティウスの石に当てられずスルーする。複数得点のチャンスとなり、吉村の1投目はドローショットで自チームの石を円内に横に並べるように配置。同時にはじき出せない位置に置く。吉村の最終投で相手の石をはじき出し、2点先制に成功する。
第2エンド
フォルティウスは先攻。吉村の1投目はハウス(円)にある中部電力の2個の石を一気にはじき出すダブルテークアウトを狙う。1個ははじき出し、2個目には当たらなかったが、円中心に近い位置に自らが残るショットになる。吉村の最終投を終え、フォルティウスの石が2個円内にある状況。相手に1点を取らせる展開にする。2-1となる。
第3エンド
1点リードのフォルティウスは後攻。中部電力はハウス(円)手前のセンターラインの位置にガードストーンを置く。小谷の1投目で手前の石に当てて飛ばす。小林の2投目は円内にある相手の石2個を狙いどおりはじき出し、自チームの石2個が円内に残る状況を作る。中部電力は北沢の最終投でフォルティウスの石2個をはじき出そうとするが、角度が合わず、1個のみになる。吉村の最終投は2得点のチャンス。ドローショットで円内に置き、2点獲得。4-1となる。
第4エンド
先攻のフォルティウスは近江谷の1投目でハウス(円)内の中心ラインに石を置き、2投目で手前にガードストーンを置く。小谷の1投目でもさらに手前にガードストーンを置くショット。3個が縦に並ぶ。中部電力は中嶋の2投目でガードをかわしながら円中心付近のフォルティウスのナンバー1をはじき出し、自らが残る。中部電力は北沢の1投目で4人がかりでスイープするも、距離が狙いどおりに伸びず円内中心に近づけられない。吉村の1投目は相手の石をはじき出して自らが円中心に近づく好ショット。吉村の最終投は円内に届かず。中部電力の最終投は狙いどおり決まらず。ナンバー1はフォルティウス。ナンバー2も計測の結果、フォルティウスで2点スチールに成功する。6-1でリードを広げる。
第5エンド
先攻のフォルティウスは5点リードで前半ラストエンドを迎える。小林の1投目でハウス(円)内の中部電力の石に当てながら自らが円中心付近に近づける好ショット。2投目は相手のガードストーンに当たるミスが出る。中部電力松村の2投目はフォルティウスの2個の石の間を通して円内のナンバー1の位置に置くショットが決まる。吉村の最終投は円内の相手の石2個をはじき出すダブルテークアウトが決まる。中部電力北沢の最終投はドローで2点のチャンスだったが決まらず、1点どまり。6-2で前半を折り返す。
第6エンド
フォルティウスは4点リードで後攻で後半をスタートさせた。小林の2投目はハウス(円)内の中部電力の石2個を狙いどおりはじき出すショットが決まる。吉村の最終投は円内の相手の2個の石をはじき出すダブルテークアウトが成功し、4得点のビッグエンドをつくる。10-2となる。
第7エンド
前のエンドで4得点のビッグエンドで、リードを8点に広げたフォルティウスは先攻となる。中部電力は残り5投の時点でタイムアウトを取り、ショットを入念に相談する。ハウス(円)内にはフォルティウスの石が2個。ショットは狙いどおり決まらず、手前の自チームの石に当たる。フォルティウスは吉村の最終投で円内の相手の石をはじき出す。中部電力は1点にとどまる。10-3で第8エンドへ。
第8エンド
前のエンドで10-3となり、中部電力がコンシードで勝利が決定したかに思えたが、第8Eまで成立させるルールに則り試合再開。後攻のフォルティウスが2得点して12-3になった。中部電力がフォルティウスの勝利を認めるコンシードで準決勝進出を決めた。
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