バドミントンの世界選手権(17日開幕、インド)の男女日本代表が6日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで練習を公開した。
女子シングルス前回覇者で2連覇を目指す山口茜(29=再春館製薬所)は、7月28日発生の熊本地震で被災。熊本県拠点のバドミントンチームは同日に選手とスタッフらの無事をホームページ上で報告していた。
すでに活動も再開しており、「自分のところはそんなにで大丈夫です」。練習や大会へのスケジュールの影響もなかったという。
益城町に本社を構える再春館製薬所は10年前の地震で大きな被害を受けた過去がある。
最大震度7を観測した今回の熊本地震発生後には医療・福祉機関への災害備蓄物資の無償提供や被災した家族への社員寮の無償開放などの支援を始めている。
2016年に高卒社会人として入社した山口も直後に震災被害を受けた。
その後は地元・福井県勝山市で活動を再開させ、その2年後には世界ランキング1位となった過去がある。
出身は違っても、復興を歩みながら支えてくれたチームの故郷への感謝は尽きない。しかし、山口は「自分にできることは変わらない」と一点を見つめる。
これまで世界選手権では連覇含め3度の優勝歴があるが、今回は2度目の2連覇がかかる。
「今自分にできることを一生懸命やって、少しでも明るい話題を届けられたりとか、元気になってもらえるようなプレーができるだけできるように一生懸命頑張りたい」。
再起のために、希望の光を金メダルで照らせるか。


