世界ランク2位の王曼昱(27=中国)が、WTTツアー最上格のグランドスマッシュで3度目の優勝を飾った。
4-2(12-10、11-3、9-11、12-10、10-12、11-5)で同6位の王芸迪(中国)に勝利。同1位の孫穎莎(中国)が不在の中、出場選手中世界ランク最上位の貫禄を示した。
そんな中、台湾では王曼昱の準々決勝後のコメントが注目されている。王は4強をかけ、15日に世界ランク69位の彭郁涵(台湾)と対戦。4-1で18歳の新星を退けたが、第1Gは12-14で先取を許し、第4Gも15-13の大接戦となった。
台湾メディア「自由時報」は「快進撃に終止符が打たれた」としつつ「王曼昱も彭郁涵について、非常に特徴的な選手であり、フォアハンド攻撃の脅威も大きく、毎ポイントを打つのがとても難しかったと称賛した」と報じた。
「フォアハンドに表ソフトラバー、バックハンドにアンチラバーという特殊なラバー構成の彭に対し、王は試合前から厳しい戦いになる準備をしていた」とした上で、王は試合でも球の回転や正確なコースに苦心したことを伝えた。さらに王は彭のフォアハンドの威力を高く評価。特に回り込んだショットの決定率が高かったことやショットの質の高さに触れた上で「非常に特徴のある選手だ」と称賛したコメントを伝えている。
彭はラケットを反転させながら戦うプレースタイルから、母国で「扇風機少女」と呼ばれている。今大会は予選を勝ち抜いて本戦に登場すると、2回戦で橋本帆乃香、3回戦で長崎美柚を破り、8強入りを果たした。


