水泳のパンパシフィック選手権(米アーバイン)競泳男子200&400メートル個人メドレーで2冠を達成した松下知之(21=東洋大)が17日、羽田空港に帰国した。2個のメダルをぶら下げて「最低でも金メダル2個を目標に掲げていたので、その最低ラインをクリアできたのは良かった」と振り返った。

24年パリオリンピック(五輪)で銀メダルを獲得した400メートルでは4分6秒75で自己ベストを0秒18更新した。「オリンピックに向けては成長していることを感じられたので、金メダルに向けては近づいている」と自信を深める。

28年ロサンゼルス五輪で使用される会場を直接見る機会があった。「デカかった。ザ・アメリカでした」と大きさに驚いた。「全くイメージはつかない」というが、2年後の本番に向け、同じ米国でのレースで手応えをつかんだ。

大会前の高地合宿参加のため7月に渡米して約1カ月半ぶりの日本。「さっき(村佐)達也とも話したけど、うどんが食べたい」と久しぶりの母国だが、「アジア大会までは暴飲暴食は抑えつつ」と、9月の愛知・名古屋アジア大会に向けて集中を切らさない。「日本開催ということで、しっかり優勝して、記録面でも日本記録を更新して、今後の世界大会に勢いのつくいいレースにしたい」と誓った。【保坂果那】