バドミントンの世界選手権第6日は22日、ニューデリーで各種目の準決勝が行われ、シングルスは女子で前回覇者の山口茜(29=再春館製薬所)がポルンパウィ・チョチュウォン(タイ)に2-0でストレート勝ちし、決勝に進出した。銀メダル以上を確定させて、大会連覇に王手をかけた。

2連覇しか頭にないのか、銀メダル以上が確定しても淡々としたものだった。女子シングルスで日本のエースの山口は「第1ゲームをいい感じでいけて、第2ゲームはうまく点を取れた」と完勝に貫禄を漂わせた。

試合前までの対戦成績が13勝5敗で得意とする相手だった。「後手に回らず先手を取りたい」との言葉通り、出だしから多彩なショットで攻める。緩急でも翻弄し、21-12で難なくゲームを先取した。

第2ゲームは中盤まで一進一退の展開だった。「このゲームを取れなかったら、もったいない。一本一本、集中した」。低いショットに丁寧に対応するなど要所で底力を発揮し、21-17で競り合いを制した。

今大会はここまで1ゲームも失っていない。盤石の勝ち上がりで「風のある中でうまくやれているし、集中してミスも少ない。内容的にも上出来」と胸を張った。

頂点まであと1勝。「全部出し切るつもりでやりたい」と決勝へ静かに闘志をかき立てた。