五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレが1次リーグで敗退した。中部電力に敗れ、通算1勝3敗でC組5チーム中、最下位となって23日の準決勝進出を逃した。LSD(ラストストーンドロー)の結果、札幌国際大Aを下回り、勝っても勝ち抜くことはできなかった。スキップ藤沢五月(35)は「勝てていないという意味ではやっぱり悔しい部分はあるけど、夏の大会は(来年1月開幕の)日本選手権に向けて、いろいろ試行錯誤する目的を持っているので」と前を向いた。
今季開幕戦は、鈴木夕湖(34)と、6月に正式に加入した松沢弥子(27)との3人体制で臨んだ。20日の初戦は、3月に日本ジュニア選手権優勝のS-Leapに4-7で敗れ黒星発進。相手のスキップ鈴木琴音は、ロコ・ソラーレが銅メダル獲得した18年平昌五輪を見て競技を始めた16歳だった。
前日21日のチームパク(韓国)戦で5-4の今季初勝利。この日の2試合で連勝を目指すも、札幌国際大Aに4-7で勝てず。1次リーグ最終戦も白星で締めくくれなかった。「海外の大会に近い、よく曲がるいいアイスだったので、いろいろ学ぶことができたので、それはすごく良かった」と、結果だけではない収穫のある大会にできた様子だ。
松沢との実戦を重ね「弥子ちゃんは本当にひた向きに素直に頑張ってくれていた」とたたえる。調整のため不在だった吉田夕梨花(33)の分も奮闘し、投げて、掃いて、指示も出した後輩を気づかう。「多分今が一番忙しい。夕梨花が戻って来たら、みんな楽にはなる」と、3人での戦いでチームを鍛え上げるつもりだ。
今後はアドヴィックス杯(9月3日開幕)とアルゴグラフィックス杯(同10日開幕)の地元北海道北見市での2連戦をへて、軽井沢国際(同17日開幕)に出場を予定している。吉田夕は引き続き欠場を発表している。「夕梨花が帰って来た時に万全の100%で臨めるように」と仲間のカムバックを待つ。
取材を終えた藤沢は「こんな予選敗退のチームにインタビュー、ありがとうございます」と話し、会場を後にした。【保坂果那】


