1984年ロサンゼルス五輪の射撃ラピッドファイアピストルで金メダルを獲得した蒲池猛夫(かまち・たけお)氏が4日午前4時24分、脳梗塞のため千葉市中央区の病院で死去していたことが8日分かった。78歳。宮崎県出身。葬儀・告別式は家族のみで行った。

 54年に自衛隊に入隊し、68年メキシコ五輪から5大会連続で五輪代表に選出(80年モスクワ五輪は日本が不参加)。

 自身最後の五輪となったロサンゼルス大会で念願の金メダルに輝いた。48歳での金メダル獲得は日本人の最年長記録。孫がいるメダリストとして話題を集めた。