木村拓哉主演「未来への-」高校生役の山田杏奈 自身の高校時代に訪れた転機とは

【番記者裏話】スクープや芸能界の最新情報を求めて現場を駆け回る芸能記者が、取材を通じて感じた思いをつづります。

番記者裏話

佐藤勝亮

女優山田杏奈(21)をインタビューした。現在は、木村拓哉主演のテレビ朝日系連続ドラマ「未来への10カウント」(木曜午後9時)に出演中。回を重ねるにつれて、山田の存在感も増している。

「未来へ-」は、人生のどん底からスタートする主人公・桐沢祥吾(木村)を中心に描かれる世代を超えた青春群像劇。山田は、桐沢がコーチを務めるボクシング部唯一の女子部員・水野あかりを演じている。同作をはじめ、山田は高校生役を演じることが多い。自身はどんな学生だったのか。

「学校では、わーきゃーはしていないグループにいたかもしれないです。ずっと仕事と学校、二つあったので、全力で高校生をしていたかっていうと、多分できていなくて。『やっておけばよかったな』ってすごく思うんですけど。やっぱりどこかで仕事の方に重きを置いちゃっていたので、ちょっと冷めていた高校生だったかもしれないです(笑い)」

同ドラマは、桐沢が人生を“リベンジ”する物語でもある。高校生に戻れたとしたら、何がしたいのか。

「それ、楽しいですね(笑い)。まず、もうちょっとちゃんと勉強しようって思っていて。大人になってから勉強しなくていい環境になっちゃうので、本当に勉強しなくなるじゃないですか。まあ、高校生の時は思えないんですけどね、きっと(笑い)。あと、学校終わりに友達と遊びに行くっていうのを、もっとやっておけば良かったなって思ったり。ボーリングとか、スポッチャとか、アクティブ系。高校生の時の方がもう少し体力があって、頑張れたんだろうなって思うので」

学業と両立させてきた仕事も、着実に力を付けている。10歳でオーディションを受け、芸歴は10年を越えている。

「私、思ったよりちゃんと仕事続けられているなって思いますね。すごい女優さんになりたいとか、そういう夢をもって芸能界に入ってきたわけじゃなかったので…そこは不安な部分があったんですけど。仕事を10年続けさせてもらえるって、本当にすごいことだなって思います。自分の力だけじゃないので。でも21歳って、もうちょっと大人になっているって思っていました。意外となにも変わらないんだなって思いますね」

山田杏奈(2022年3月29日撮影) 

山田杏奈(2022年3月29日撮影) 

同年代の活躍にも、刺激を受けているという。

「本当に同世代みんな、すごいなーって思っています。(例えば?)蒔田彩珠ちゃんとか、清原果耶は昔からすごいですけど、本当にいろんなところで見るし、『すごいなー』って日々、思います。でもやっぱり、すごいなーって思いながら自分の強みをちゃんとやっていこうって、焦らないようにしようっていう方向になっていますね。負けず嫌いは負けず嫌いです。でも、それも前よりは減ったかもしれないですね。負けず嫌いですけど、『悔しい』だけ言っていても、どうにもならないので。『じゃあどうしていこう』っていう方向に、割と最近、向けられるようになりましたね。『この人のこういう所、すごいな』って、最近素直に見られるようになりました」

ターニングポイントには、高校3年生時の転校を挙げた。現場で会った先輩に相談し、「大学はいつでもいけるから」というアドバイスを受けた。

「高校三年の夏に、芸能コースがある学校に転校したことです。ちょっと仕事を減らして、大学とかに行くか、高校を転校して仕事一本に絞るか。後者を選択して、それが私からしたらすごく大きなポイントで。そこまではなんだかんだ、大学に行こうかなって思いながら仕事していたんですけど、その決断を迫られた時、『わ、仕事しかできない』って思ったタイミングでした。その時、仕事もすごい楽しくて、後にある仕事を諦めるという想像もできなくて。それはやっぱり今考えると大きかったなって思いますね」

その決断に間違いは無かったと、胸を張る。

「間違いではなかったと思います。あと多分、選択したら選択した方の道が開けていくんだろうなって思います。今後も多分そうなんでしょうね。今何かあっても、『21歳でそんなの決められない』って思うだろうし、30歳になってもそうだろうし。そういうもんなのかなって最近ちょっと思い始めましたね(笑い)」

30日には、7月期日本テレビ系新連続ドラマ「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」のヒロインを務める事も発表された。

今後も大注目の存在だ。