NAOTO、TAKAHIRO、白濱亜嵐が振り返る過去全6回のドームツアー

ストーリーズ

取材・構成=大友陽平

<EXILEとドームツアー・前編>

EXILEが7月6日から、2年5カ月ぶりの全国ドームツアー「POWER OF WISH」を開催中だ。01年9月にデビューし、グループの単独では7回目のドームツアーとなるが、EXILEにとって「ドームツアー」とはどんなものなのか? 前編では、過去のドームツアーをNAOTO(38)TAKAHIRO(37)白濱亜嵐(29)とともに振り返る。

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EXILE NAOTO(2022年6月撮影)

EXILE NAOTO(2022年6月撮影)

(1)「EXILE PERFECT LIVE 2008」(08年11~12月) 初のドームツアー。10公演で約40万人を動員。最終の札幌公演は、年越し公演に。

TAKAHIRO 最初に参加したアリーナツアー(07年「EXILE EVOLUTION」)は、アルバムを引っ提げてのライブだったので、第一章の頃の曲をそこまで歌わなかったので、そんな自分が憧れてた時に聞いていた曲をステージで歌うというのは不思議な感覚でした。ドームのステージに立った瞬間は見たことがない景色が広がって…。ずっとビックリしていた感覚でした。

NAOTO 当時、二代目 J Soul Brothersのメンバーとして出演していました。覚えているのは、大みそかの札幌公演で、天気が悪くてEXILEのメンバーが着くか着かないか…みたいな状況になったんです。

TAKAHIRO ありましたね!

NAOTO あれは焦りましたね。これは最初、俺たちだけ? みたいな(笑い)。ただやっぱり、あのツアーは衝撃でした。オープニングもかっこ良すぎて、横で見ていて「EXILEすげえな!」って。

白濱 僕は当時中2とかだったので、ライブDVDを買いました。その特典でミニポスターがついていて、それを実家の壁に貼ってました!

TAKAHIRO いかに来ていただく方々に、そこにいるだけで楽しい空間を作れるか…。規模感を含めて、そう考える始まりだったのかなと思います。

(2)「TOWER OF WISH~願いの塔~」(11年11~12月) 東日本大震災からの復興への願いを込めたツアー。13公演で約61万人を動員。ステージ中央には全長45メートルのセット「願いの塔」が立てられた。

NAOTO EXILEのステージにはいろいろと度肝を抜かれてきましたけど、間違いなく歴代1位というくらいの“名作”です。「願いの塔」がドームの天井にギリギリついてしまうくらいの高さだけでもびっくりしたのに、そこから橋のような花道ステージが出ていて回転するという…。すごかったです!

TAKAHIRO 世界的に表彰していただいたりもしました。ファンの皆さんにとっても、僕らにとっても、会場の熱が、あの広さで温められるってあのステージのおかげでしたし、めちゃ“WIN-WIN”なステージでもありました。

EXILE TAKAHIRO(2022年6月撮影)

EXILE TAKAHIRO(2022年6月撮影)

(3)「EXILE PRIDE」(13年4~9月) HIROにとってパフォーマーラストツアー。25公演で約102万人を動員。

TAKAHIRO HIROさんから始まった物語に自分たちも参加させてもらって、自分たちなりに人生をかけて過ごしてますけど、そのHIROさんが勇退されるとなると、やっぱり寂しさもありました。でもやっぱり気が引き締まる思いというか、ここがターニングポイントで、未来につなげるステージになるということは1人1人感じて過ごしてたので、より気合の入るツアーでした。

(4)「AMAZING WORLD」(15年9~12月) 松本利夫、USA、MAKIDAIにとってのパフォーマーラストツアー。20公演で約100万人動員。

白濱 EXILEとして初めてのツアーだったので、すごく印象深いですし、お三方のラストということは分かっていたので、すごく寂しさもありました。新メンバー同士で鼓舞し合いながらやっていたのは印象深いです。「Craving In My Soul」ですごく踊った後に、裏に下がって、次の曲までの間の30秒くらいで50メートル走の勢いでダッシュしないと間に合わない演出があったり…。EXILEの規模感を感じました!!

EXILE白濱亜嵐(2022年6月撮影)

EXILE白濱亜嵐(2022年6月撮影)

(5)「STAR OF WISH」(18年9月~19年2月) 一時活動休止期間へての3年ぶりのドームツアー。19公演で約88万人動員。

NAOTO 間が空いた分、みんなが新たにインプットもして、フレッシュな気持ちで臨めました。お三方が勇退されてからは初めてで、そこからはツアーごとに人数が変わったりしていますが、EXILEが発信するエンターテインメントの根幹は変わらず、でも形が変わっているので演出やフォーメーションが変わったりして、それもまたEXILEの歴史で、魅力なのかなと思います。

白濱 いろいろな演出があって、新体制とお三方がいた時のEXILEの中間の見せ方というか、変革期というか…。すごくおもしろいライブだったと思います。

(6)「EXILE PERFECT LIVE2001→2020」(20年1~2月) 「LDH PERFECTYEAR2020」の幕開けを告げるツアー。3都市10公演で約36万人を動員予定も、最終公演がコロナ禍の政府要請で中止に。

TAKAHIRO これは個人的な感覚ですが、みんな年齢も重ねてきて、LDHの後輩たちもたくさん増えてくる中で、あと何回ドームに立てるかな? ということを感じ始めて、より一層大事に、リアルに地に足をつけて感じておかないといけないなと。そんなことを感じたツアーでした。

(16日配信の後編につづく)