千葉県松戸市のマブチモーター社長(当時)宅殺人放火事件で、遺族らが容疑者2人の逮捕につながる有力情報を提供した男性4人に謝礼金計1000万円を支払ったことが15日、分かった。
同社関係者によると、強盗殺人と放火などの容疑で小田島鉄男被告(62)と守田克実被告(55)が昨年10月、千葉県警松戸東署捜査本部に逮捕され、同罪で起訴されたのを受け、同年12月上旬、4人に250万円ずつ支払ったという。4人の氏名やどんな情報を提供したかなどは明らかにしていない。
遺族らは事件から2年目の04年8月、有力情報提供者に1000万円の謝礼金を贈ると発表していた。マブチ事件では小田島、守田両被告を名指しした情報が捜査本部に寄せられたという。
[2006/2/15/14:31]