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  この病気になる理由
 

【第19回】

原因は食べすぎ、飲みすぎ、肥満

この病気になる理由

脂肪肝(上)

 肝臓に中性脂肪を主とした脂肪が、過剰にたまった状態を脂肪肝と呼ぶ。特に自覚症状も出ないが、肝機能の低下を招く。近年、増える傾向があり、この10年間で2倍以上になっているとの調査もある。

 日本肝臓学会の評議員を務める杉本元信・東邦大医学部教授は「脂肪肝は放置すると肝硬変、肝がんまで進むタイプがあります。軽く考えるべきではありません」と指摘する。

 肝臓は、脂肪から分解された脂肪酸を中性脂肪に合成する働きがある。それが必要に応じて血液中に送られる。中性脂肪は、動脈硬化や高脂血症の原因ともなっていることから悪役のイメージが強いが、本来は体を動かすエネルギー源として欠かせないもの。エネルギー不足は免疫低下も招く。「つまり肝臓でつくられる中性脂肪量が送り出す量を必要以上に上回った時、脂肪肝になるわけです。誰でも脂肪肝になる危険性はある、ということです」と杉本教授はいう。

 肝臓に必要以上に蓄積される2大要因は(1)肝臓に送られる脂肪酸の量が多い(2)肝臓内から血液中に送り出される中性脂肪の量が減る、となる。具体的には食べすぎ、飲みすぎ、肥満が原因。また糖尿病も脂肪肝の危険因子となる。

 「摂取する脂肪が多ければ当然、脂肪酸は増えます。脂肪だけでなく余分な糖質も中性脂肪に合成されます。脂肪肝になる一番の原因は過食であることは明らかです」と杉本教授。

 アルコールは肝臓で分解されるが、その際、中性脂肪が合成されやすいことが分かっている。飲酒が原因の脂肪肝はアルコール性脂肪肝と診断され、肝炎から肝硬変、肝がんに進む場合がある。

 肥満は血糖値を下げるインスリン・ホルモンの働きを低下させる(インスリン抵抗性と呼ぶ)が、インスリン抵抗性があると肝臓での脂肪酸燃焼が落ち、中性脂肪がたまりやすい。

 「脂肪肝では最近、NASH(ナッシュ)と呼ばれる非アルコール性脂肪性肝炎が注目されています。ウイルス性やアルコール性でなくとも肝硬変や肝がんを招くタイプの脂肪肝なのです」(杉本教授)。

【ジャーナリスト 小野隆司】

脂肪肝の診断

 腹部超音波(エコー)検査で脂肪肝特有の画像で診断できる。脂肪が多いと表面が光ってみえる。血液検査ではGOT・GPT値(ともに肝細胞が破壊されると血液中に流れ出る酵素)が50〜150程度に上昇する。GPTがGOTより高くなるのが一般的。アルコール性は多くはGOTが高い。
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