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  この病気になる理由
 

【第39回】

100%じゃないコンドーム予防

この病気になる理由

性器クラミジア感染症(下)

 性感染症は基本的には、予防が可能な病気である。性行為に伴う体液、血液感染をどう防ぐかである。性器クラミジア感染症では、コンドームの使用が防止策になる。クラミジアに感染した男性の精液中には、クラミジアが含まれている。

 ただコンドーム使用が100%の予防にならないことも知っておく必要がある。性感染症に詳しい野口昌良・愛知医大医学部教授は「クラミジア・トラコマチスは口の中にもすみつき、感染経路になります。感染している女性の4人に1人は、口の中にクラミジアが検出されたとの報告があります」と注意を促す。

 性器接触がないのに、尿道炎になったという例も珍しくなくなっている。クラミジア咽頭炎や直腸粘膜へのクラミジア感染も多発するようになったといわれている。

 クラミジア・トラコマチスが原因となる疾患は、結構多い。トラコーマ、結膜炎、肝周囲炎、新生児・乳児肺炎なども起こす。「クラミジア感染は、他の細菌の混合感染がしばしば認められます」と野口教授はその恐さを語る。

 性器クラミジア感染症の推定患者数は現在、男女合わせて100万人近くに上る。年々、増加傾向にあり低年齢化も目立つ。性意識の変化に性教育が追いついていない結果とも考えられる。

 「推定患者数が100万人レベルいるということは、特別な人だけの病気ではないということです。普通の人に知らない内に広まってしまったのです」と野口教授。

 エイズのように即、生命にかかわる病気ではないが、不妊、子宮外妊娠、流産など人口問題にも影響を及ぼす病気である。感染が拡大する社会的背景を考えると、もっと関心を集めてしかるべき病気かも知れない。

 「早期発見が可能で治療法もある。それなのに患者数は増えている。この現実をあらためて認識して欲しい」と野口教授は訴える。

【ジャーナリスト 小野隆司】

コンドームの出荷減

 性感染症防止の手段となるコンドームの国内出荷量はこの10年で4割ほど減っている。セックスレス時代の反映ともいわれるが、エイズを始め性感染症への無関心さを心配する声もある。コンドーム出荷量が多かった92、93年は拡大するエイズ問題が騒がれた年でもあった。
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