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  この病気になる理由
 

【第73回】

40歳以上の20人に1人が発症

この病気になる理由

緑内障(上)

 緑内障は失明原因の常に上位を占める病気である。加齢とともに患者数が増え、40歳以上の約20人に1人は緑内障になっていると推定されている。300万人以上の患者がいる計算になる。日本緑内障学会が昨年12月にまとめた最新疫学調査では、年齢別有病率は40〜49歳=2・3%、50〜59歳=3・02%、60〜69歳=7・82%、70歳以上=13・11%となっている。

 岐阜県多治見市の40歳以上を対象にした同疫学調査の調査委員を務めた阿部春樹・新潟大大学院教授(眼科学)は「88年から89年に行われた40歳以上の緑内障調査の推定患者数は3・56%。今回は5・78%ですから増える傾向にあると考えていいと思います」と説明する。

 緑内障は目でキャッチした画像情報を脳に送る視神経が何らかの原因で障害される。徐々に視野が狭くなるのが特徴だが、気付かずに進行してしまう例が多い。視神経はいったん障害されると再生しない。そのため、いかに進行を止める、あるいは遅らせるがカギになるが、「痛みなどを伴う急性の緑内障は別として、自覚症状がほとんどないのが問題です。10〜20年かけてじわじわ進行し、自覚症状が表れた時は手遅れ状態ということもあります。その点は糖尿病網膜症と類似しています」と阿部教授。

 多治見市の疫学調査では緑内障の新規発見率が89%に上った。気付かずに治療を受けていない人が多い証明にもなっている。緑内障は眼圧検査、眼底検査、視野検査などで分かるが、一般の健診などでは行わないのが通常。阿部教授は「緑内障はQOL(生活の質)を著しく落とす病気です。40歳を過ぎたら年に1度は定期検査をして欲しい。眼底検査なら糖尿病も発見できます」とアドバイスする。

【ジャーナリスト 小野隆司】

日本緑内障学会多治見緑内障疫学調査(多治見スタディ)

 多治見市の40歳以上の住民を対象にした大規模疫学調査。1万7800人が受診し、4000人が無作為抽出で疫学調査の対象者となった。国際的に認知されているレベルで日本での緑内障の有病率(100人中での割合)を算出した調査はこれが初。
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