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  この病気にこの名医
 

【第17回】

自覚症状なし 年間3000人失明

この病気にこの名医

糖尿病網膜症(中)

 糖尿病を患って10年もたつと、程度の差はあれ目に何らかの障害が出てくる。糖尿病の目の合併症として最も知られているのが「糖尿病網膜症」。現在、中途失明原因の第1位で、年間3000人以上も失明している。

 「自覚症状がないままに進行します。多少の視力低下については、50代以降の人だと『年だからしょうがない』と勝手に思い込むケースが多く、眼科受診チャンスを逃してしまうのです」と、東京女子医科大学糖尿病センター(東京・新宿区)眼科の北野滋彦教授(48)は言う。

 糖尿病網膜症とはその名称通り、カメラに例えるとフィルムに相当する網膜に障害が起こる疾患だ。

 「網膜に酸素や栄養を送っている細い血管が、糖尿病によって障害されてもろくなって詰まるのです。初期には自覚症状がありません」。

 進行すると、細い血管の詰まった先の網膜には酸素も栄養も行かないので、神経細胞が緊急を知らせるSOSを発信する。この信号を受けて網膜に新生血管がつくられる。新生血管はもろく、破れて大出血を起こすと、次のような症状が出てくる。

 「黒い霧がかかったようだ、と言った患者さんの訴えは、まさにこの大出血時の状態です」。

 さらに、新生血管に伴って網膜と硝子体(眼の中心部にある透明なゲル状の部分)の間に増殖膜ができる。この膜は収縮する性質があり、収縮すると網膜も引っ張られてクシャクシャの状態になってしまう。そして、網膜がはがれると、よく知られている網膜はく離である。ここまでくると状態は加速度的に悪化をたどり、ついには失明に至ってしまう。

 ▼新生血管 これまで使われていた血管が詰まるなどして使用不能となった場合、急ぎ作られるバイパス血管のこと。新しい血管は突貫工事で作られるため未熟。そのため、もろく破れやすい欠点がある。この血管ができると網膜は非常に危険な状態となる。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆糖尿病網膜症の名医

 ▽千葉大学医学部付属病院(千葉市)眼科・山本修一教授
 ▽聖路加国際病院(東京都中央区)眼科・大越貴志子副医長
 ▽杏林大学医学部付属病院(東京都三鷹市)眼科・樋田哲夫教授、平形明人助教授
 ▽名古屋大学医学部付属病院(名古屋市昭和区)眼科・三宅養三教授、寺崎浩子教授
 ▽名古屋市立大学病院(名古屋市瑞穂区)眼科・小椋祐一郎教授
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