ここまで歴史は繰り返すのか。

日本代表のロコ・ソラーレは最終第9戦でスイスに4ー8で敗れたが、他国の結果で、5勝4敗の4位で準決勝進出を決めた。取材エリアで、朗報を聞くと、3人は泣き崩れた。地面にしゃがみこみながら大泣きした。そして「もう2試合できる(準決勝に負けても順位決定戦があるため)」と声を合わせた。

日本を助ける形になったのは同じ時間に試合をしていたスウェーデン。韓国に6-4で勝利したことで、日本が4位に入れた。

18年平昌五輪と状況が全く同じだった。

4年前もロコ・ソラーレは最終第9戦でスイスに4-8で敗北しながら、スウェーデンの勝利に助けられる形で4強入り。その後の取材エリアではミスを悔やんでなくサードの吉田知那美を抱き締めて励ますスウェーデン代表の姿があった。そして、史上初の銅メダル獲得につなげた。

不思議な巡り合わせを感じながら、18日の準決勝で再びスイスと対戦する。

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