北京五輪(オリンピック)の大会主催者は3日、フィギュアスケートの団体戦(4日開催分、首都体育館)エントリーを発表し、日本は男子のショートプログラム(SP)に前回の18年平昌五輪に続いて宇野昌磨(24=トヨタ自動車)が名を連ねた。

平昌五輪では1位となり、日本に最高の流れをもたらせた。宇野は「あんまり失敗を恐れた演技はしたくない。『失敗したくない』と思ったジャンプの成功より、ちゃんと練習通り挑めての失敗の方が今後のために、成長に絶対につながる。練習通りにやってこそ、より次に向けて改善できると思う。最善は尽くしたいと思いますし、駄目だったら真剣に謝りたいと思います」と思いを明かした。

前回銅メダルの米国は世界選手権3連覇中のネーサン・チェン(22)が登場する。

4日に行われる団体戦は男子SPが日本時間午前10時55分、小松原美里、尊組(倉敷FSC)が出場するアイスダンス・リズムダンス(RD)は午後0時35分、三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が出るペアSPは同2時15分開始。日本は初のメダルを目指す。【松本航】