男子4位の羽生結弦(27=ANA)が「春よ、来い」を演じた。

名前をコールされてリンクに登場すると、拍手と歓声で迎えられた。

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冒頭のトリプルアクセル(3回転半)を鮮やかに決めると、鮮やかなステップやスピン、スケーティングで羽生にしか作れない世界観を作りきった。痛み止めの薬が必要なほど右足首の状態が悪いことを明かしていたが、そのことを忘れさせるほどの演技を披露した。

演技後に大会を振り返り「いろいろ深く考えさせられました。みなさんの記憶にある羽生結弦は成功している自分が多いかもしれないですけど、ここまで競技をするにあたってどん底を何回もみてきました。今回、大人になって、人生って報われることが全てじゃないんだなと。ただ、報われなかった今は報われなかった今で幸せだなと。少しでも前を向いて歩いていけるように頑張っていきたいと思います」と語った。

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