出場予定だった13日のフリースタイルスキーの女子スロープスタイル予選を欠場することになった近藤心音(ここね、18=オリエンタルバイオ)が、日本オリンピック委員会を通じてコメントを発表した。

「ここまで私を支えてくれた家族、競技を楽しみにしてくださっていた方々、スポンサーの皆様にオリンピックで滑っている姿を見せる事ができず、本当に残念で申し訳ない気持ちでいっぱいです。

この舞台に立つ為に色々な事を犠牲にし、沢山の壁にぶつかりながらもこの競技が好きだから諦めずにやってこれました。

今はまだ辛すぎてネガティブな感情しか出てこない状態ですが、1日でも早く怪我を治し、絶対にまたオリンピックの舞台に戻り、人生でこれ以上ないと思える日を迎えられるようにします。応援して下さった皆様、本当にありがとうございました」

近藤は12日の公式練習中にジャンプ台からの着地で転倒し、右膝の前十字靱帯(じんたい)と半月板の損傷と診断された。5日の練習で右膝を痛め、7日のビッグエア予選を欠場。スロープスタイルに向けて調整していた。