ドイツが9日、新体操で初の金メダルを獲得した。パリオリンピック(五輪)新体操個人総合決勝で、ロシアから国籍取得したバルポロミフ(17)が、142・850点で優勝した。リボン以外の3種目で最高点を記録した。

84年ロサンジェルス五輪で、新体操が初めて導入され、その大会で西ドイツのレジナ・ベバが銅メダルを獲得。以降メダルがなく、40年ぶりのメダルでしかも初の金メダルだ。

ロシアで生まれ育ったバルポロミフは、18年に祖父母が住むドイツに渡った。選手層の厚いロシアでは、五輪出場が難しいとの判断からだった。

金メダル獲得後、報道陣から「ドイツ史上初の新体操で金メダル」と感想を聞かれ「驚きました。自分の感情をコントロールできない。数年間努力した結果で、現実になった。1日9時間の練習が実った」と喜んだ。