世界ランク4位の日本(張本智和、戸上隼輔、篠塚大登)がメダルを逃した。大アウェーの中、同3位で開催国のフランスと銅メダルをかけて対戦し、最終ゲームまでもつれ込んだ熱戦を2-3で落とした。つないできたメダルは途切れた。2016年リオデジャネイロ五輪の銀、2021年東京五輪の銅メダルに続く3大会連続のメダルは守れなかった。
| 日 本 | 2 | 1-3 2-3 3-1 3-1 1-3 | 3 | フランス |
第1試合
<ダブルス>
| 戸上隼輔 篠塚大登 | 1 | 5-11 7-11 11-5 6-11 | 3 | ゴーズィ A・ルブラン |
◆第1ゲーム 篠塚のドライブで先制ポイント(P)を挙げたが、その後は7連続Pを失う。日本も3連続Pを奪って反撃も、消極的なプレーが目立ち、最後は篠塚のミスで5-11で終了。
◆第2ゲーム 篠塚がラリーを制すなどリズムをつかむものの、最後はルブラン兄弟の兄アレクシの強烈なカウンターで7-11で落とす。
◆第3ゲーム 戸上のカミソリドライブが決まるなど、序盤から8連続Pで主導権を握る。篠塚のチキータも決まり、日本が11-5で初めてゲームを獲得。
◆第4ゲーム 序盤3連続Pを奪われ、篠塚のバックハンドで反撃。さらに2連続Pを奪われ、再び篠塚の好サーブで反撃。だがフランス組のパワーに押し切られ、6-11で落とす。計1-3で第1試合敗れる。
第2試合
<シングルス>
| 張本智和 | 2 | 13-11 4-11 11-9 6-11 10-12 | 3 | F・ルブラン |
◆第1ゲーム 張本がルブラン兄弟の弟フェリックスのエース対決を、13-11で制す。中盤からバックドライブなどで3連続Pで追いつく。最終盤は高速バックハンド、さらにサーブで白熱のデュースを制した。
◆第2ゲーム 張本は相手のロングサーブ、カウンターに苦しみ、一方的な内容で4-11で落とした。今大会男子シングルス銅メダルの17歳に猛反撃を食らう。
◆第3ゲーム 張本は11-9で熱戦を制した。4-5から4連続Pを奪って8-5と一気に逆転に成功。その後は一進一退も、9-9から強烈なフォアハンドで流れをつかんだ。
◆第4ゲーム 張本が相手の変幻自在のサーブに苦しみ、ゲームカウント2-2に追いつかれた。ロングサーブなどで途中、4連続Pを奪われ劣勢に。張本も追い上げたが、6-11で落とした。
◆第5ゲーム 張本が勝利目前で10-12と大逆転負け。フォアやチキータが決まるなど10-7で、張本が先にマッチP。だが、そこから相手に5連続Pを奪われた。計2-3で第2試合を落とした。
第3試合
<シングルス>
| 戸上隼輔 | 3 | 11-8 11-9 9-11 11-9 | 1 | A・ルブラン |
◆第1ゲーム 戸上が11-8で先取した。カミソリドライブがさく裂し、途中から4連続Pを奪って8-4に。その後、3連続Pを奪われて8-7と猛追されたが、強気な姿勢を貫いた。
◆第2ゲーム 戸上が11-9で連取した。7-6から3連続Pを獲得し、ゲームPに。そこから逆に相手に3連続Pを許したが、最後まで攻めた戸上が逃げ切った。
◆第3ゲーム 戸上が一進一退の攻防を9-11で落とした。途中、チキータなどで7-5とリードを奪ったものの、そこから相手の猛反撃にあった。ミスも絡んで逆転で落とした。
◆第4ゲーム 戸上が11-9で制し、計3-1で勝利した。6-8の劣勢で迎えながら、カミソリドライブやバックハンドが決まるなど、3連続Pを奪って10-8と逆転。つかんだ流れは最後まで放さなかった。
第4試合
<シングルス>
| 張本智和 | 3 | 11-8 8-11 11-8 14-12 | 1 | ゴーズィ |
◆第1ゲーム 張本が11-8で先取した。序盤からバックハンドなどで9-3とリード。そこから4連続Pを奪われ、追い上げられたが、タイムアウトを挟んで逃げ切った。
◆第2ゲーム 張本が8-11で落として並ばれた。相手のロングサーブに手こずり、ミスも生まれた。3大会連続五輪出場のゴジの多彩な技術に屈した。
◆第3ゲーム 張本が11-8で制した。相手の両手打ちや長いラリーで劣勢に立たされたが、張本が6-8から5連続Pを奪って勝負強さを示した。
◆第4ゲーム 張本が計3-1で勝利し、日本が2勝2敗に戻した。10-8で勝利目前としたが、デュースに持ち込まれた。2度ゲームPを奪われたが、張本が粘って14-12で逆転した。
第5試合
<シングルス>
| 篠塚大登 | 1 | 7-11 7-11 14-12 11-13 | 3 | F・ルブラン |
◆第1ゲーム 篠塚が7-11で先取された。序盤は4-1と3P差で優位に立ったものの、5-3から5連続Pを奪い返され、完全に相手ペースとなった。
◆第2ゲーム 第1ゲーム同様、篠塚が序盤でリードを奪ったものの逆転で7-11で落とした。ミスも出て完全に受け身に回り、5-5から4連続Pを奪われてしまった。
◆第3ゲーム 相手に圧倒された篠塚が序盤からPを失い、完敗するかに思われたが、驚異の粘りでデュースに持ち込む。一進一退の中、14-12で1ゲームを取り返した。
◆第4ゲーム 篠塚が流れのまま序盤からリードを奪うが、相手の粘りで一時逆転を許し、今度は篠塚がデュースに持ち込む。しかし最後は連続Pを奪われ、11-13で敗戦。日本は計2勝3敗で銅メダルを逃した。


































