【パリ=松本航】東京五輪2冠の大橋悠依(28=イトマン東進)は、涙の準決勝敗退となった。
2組6着の2分10秒94にとどまり、全体12位。上位8人に入れず、3日(日本時間4日)の決勝に進むことはできなかった。
「本当はもっといい泳ぎができるはずだったけれど、ちょっと後半もきつくて、思うように上がらなかった。思い描いた通りのレースができなかったのは、すごく悔しいですけれど、夢に見ていた有観客のオリンピック。そのワクワクは、すごく楽しかったです」
3月の五輪代表選考会は400メートルで切符を逃した。200メートルに向けては「この種目で(五輪代表に)入れなかったらやめると思う」と引退を覚悟し、2度目の夢舞台に駒を進めた。5月中旬からは1度も帰国することなく、欧州で大会出場や高地合宿を行い「いい意味でも覚悟を持って挑める3カ月」と強化を進めた。
両親が見守る中でのレースを終えて「もっともっといい泳ぎを見せたかったですし、明日(決勝)も見てくれる予定だったので、やっぱり明日も、泳ぎたかったと思っています。でも、ここまで来られて、両親はたぶん、どんなタイムでも喜んでくれるので、最後に見せられて良かったと思っています」と涙を流した。



