21年東京オリンピック(五輪)で卓球混合ダブルス金メダルの水谷隼氏(35)が31日、X(旧ツイッター)を更新。

パリ五輪の卓球混合ダブルスで金メダルとなりながらラケットが折れるアクシデントに見舞われた中国の王楚欽が、一夜明けた男子シングルスでは2回戦で敗退したことについて言及した。

王楚欽は前日に混合ダブルスで金メダルを獲得後、国旗を持って記念撮影中に報道カメラマンの圧力でラケットが折れてしまうアクシデントに見舞われていた。

水谷氏は「昨日ラケット折られた王負けた。気持ちも混合ダブルスに比べたら入ってなかった…」と推察し、「1日でスペアラケットに慣れるのは難しい」と選手をかばった。

続けて「オリンピックのシングルスで中国選手が負けたのは2004年のアテネオリンピック以来。そう考えたら卓球は用具がどれだけ重要な競技か分かってもらえたかも」と投げかけた。そして「もちろんモーレゴードのプレーも素晴らしかった。スウェーデン復活!!」と対戦相手のエールも添えた。

水谷氏はXを通じ、前日のラケットが折れるアクシデントについて「ラケット折られたのは可哀想すぎる」と言及していた。「プロの選手は1グラム単位で重さを指定して、自分の持ちやすいグリップに加工して、汗や湿気で弾みも変わってその都度調整して、馴染んできてやっと自信を持って信じれるようになる唯一無二のパートナーなのに」と同情した。

続けて「ラバーの破損は変えがきくし、ラケットの傷や汚れ程度なら何とかなるけど折れたラケットは絶対元に戻らない… 時間をかけてやっと完成させたラーメンのスープをまた1から作り直してくださいと言われるようなもんだよ」と、選手にとってラケットがいかに特別なものかを、例えを交えて説明。「同じくらいの実力の選手と、自分の物じゃないラケットで試合したら10000%勝てない」と強調していた。

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