東京オリンピック(五輪)の男女マラソン代表は11日、午後2時46分に黙とうをした。

福島県内での代表ミーティング。東日本大震災が発生した時刻になると、選手らは、目を閉じた。被災者への思いをはせた。東京五輪は「復興五輪」でもある。そこに挑む気持ちを強くした。

また64年東京大会で銅メダルを獲得した円谷幸吉さんと一緒に日の丸を背負って戦った君原健二氏、寺沢徹氏からの講話も聞いた。64年東京大会までの経験、自国開催での五輪の思い、また円谷さんとの思い出なども聞いた。12日には福島・須賀川市内の円谷さんの墓参りと、会見を行う。