東京オリンピック(五輪)女子マラソン代表の鈴木亜由子(28=日本郵政グループ)が22日、所属先を通じ、1年後の舞台へ向けてのコメントを発表した。

「大会の開催が延期となり、不安や期待が入り交じる中でどのような状況も冷静かつ前向きに受け止め、自己の力を高めていくたくましいが必要だと感じています。最後まで東京オリンピック開催の可能性を信じ、1年後に勝負出来る状態でマラソンのスタートラインに立つため、しっかりと日々のトレーニングを積み上げていきます」

昨年9月のマラソン・グランドチャンピオンシップで2位に入り、代表に決まっていた鈴木は、1月下旬の合宿中に右太もも裏を肉離れした。通常開催では状態が不安視されたが、1年延期という形になった。今は故障も完治し、再び強度の高い練習を始める。高速化が進む世界の強豪と渡り合うべく、強化を進めている。