日本陸連は26日、男子短距離のサニブラウン・ハキーム(22=タンブルウィードTC)が左ふともも裏の違和感のため、出場予定だった男子200メートルを欠場すると発表した。

東京五輪の参加標準記録20秒24は突破済みのため、欠場しても、ライバルの結果次第では代表になれる可能性は十分に残されている。

前日25日の男子100メートル決勝は10秒30の6位で代表落ちだった。

男子200メートルの日本勢は、る小池祐貴(26=住友電工)が参加標準記録を突破済み。しかし、小池は男子100メートルの代表入りが決定的で、日本陸連は100メートルと200メートルの2種目出場は男子400メートルリレーへの負担が大きいとし、原則1種目としている。また飯塚翔太(30=ミズノ)、山下潤(23=ANA)が世界ランキングで出場圏内。白石黄良々(25=セレスポ)はランキング圏外だが、上位に3位以内に入れば、逆転で代表になれる可能性を秘めている。