日本ゴルフ協会(JGA)は29日、女子の28日付世界ランキングで、日本勢上位2人までに入った、11位の畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)と27位の稲見萌寧(21=都築電気)が、五輪ゴルフ女子候補選手の認定基準を満たしたと発表した。これを受けてJGAは、両選手と服部道子女子コーチのコメントを発表した。コメントは以下の通り。

 

◆畑岡奈紗 目標としていた東京2020オリンピックゴルフ競技ナショナルフェデレーション女子候補選手となれて、心からうれしく思います。子どものころから憧れていたオリンピックの舞台に日本代表として出場できる喜びと、日の丸を背負うことの責任を感じています。オリンピックで自分の最高のパフォーマンスをお見せすることができるように、大会まで体調に気をつけて過ごしていきます。応援をよろしくお願いします。

 

◆稲見萌寧 東京で開催される特別な五輪の候補選手になることができ、非常に名誉なことで光栄に感じています。2021年は、日本女子ツアーで5勝をあげることができ、自分が少しずつ成長していることを実感できています。これも日々サポートしてくださっている沢山の人のおかげだと思いますので、これに慢心することなく、感謝の気持ちを忘れないで、1日1日を大切に過ごし、応援してくださっている方々の期待に応えられるようなプレーをしたいと思います。オリンピックということで、気負わず、平常心で臨めるよう、しっかりと準備をして頑張ります!

 

◆服部道子女子コーチ ナショナルフェデレーション候補選手となった畑岡選手、稲見選手は十分金メダルを狙える実力を持った2人です。畑岡選手は長年日本のエースとして女子ゴルフ界を引っ張ってくれていて、全てを兼ねそろえた世界屈指のショットメーカーです。稲見選手は今年5勝、勝負強く大舞台で結果を残せる選手です。自国開催の地の利を生かして、彼女たちらしいプレーをすれば二人とも良い結果に結びつくと思います。万全の状態で臨めるよう私も精いっぱいサポートしていきたいです。