日本ハンドボール協会は27日、東京オリンピック(五輪)に出場する男子日本代表“彗星(すいせい)ジャパン”の内定14選手を東京都内で発表し、主将の土井レミイ杏利(31=ジークスター東京)や東江雄斗(27=同)らを選出した。

土井は協会を通じて「身も心も引き締まる思い。何よりも一緒に切磋琢磨(せっさたくま)してきた仲間の思いを胸に最後まで全力で戦う。感謝の気持ちを忘れずに、結果という形で恩返しできれば」とコメントした。

ダグル・シグルドソン監督は、「攻守のバランスを大事にした」と選考理由について話し、「メダルも大事だが、まずは初戦に集中したい」と意気込みを述べた。開催国枠での出場で、88年ソウル五輪以来33年ぶりの出場。内定14選手は以下の通り。

▽GK

岩下祐太(トヨタ紡織九州)

坂井幹(豊田合成)

▽CP

杉岡尚樹(トヨタ車体)

笠原謙哉(トヨタ車体)

部井久アダム勇樹(中大)

成田幸平(湧永製薬)

徳田新之介(豊田合成)

渡部仁(トヨタ車体)

土井レミイ杏利(ジークスター東京)

元木博紀(大崎電気)

吉野樹(トヨタ車体)

東江雄斗(ジークスター東京)

水町孝太郎(豊田合成)

吉田守一(タルヌフ)