東京オリンピック(五輪)の聖火をのせた特別輸送機「TOKYO2020」号が20日午前9時36分、宮城県東松島市の航空自衛隊松島基地に到着した。
基地では、大会組織委員会の森喜朗会長や日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長らが出席し「到着式」が開かれた。
輸送機に搭乗する組織委関係者が聖火のともったランタンを機外に運び出し、五輪3連覇を達成した柔道男子の野村忠宏とレスリング女子の吉田沙保里に受け渡した。その後、野村と吉田が聖火皿に点火した。
聖火到着を受け、空自のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が、カラースモークを出しながら基地上空を展示飛行し、五輪マークを描いた。