東京五輪の日本代表選手は、5日時点で史上最多582人になった。

これまで最多だった64年東京五輪の355人を上回った。前回の16年リオデジャネイロ五輪の338人からも大幅増。野球・ソフトボールなど追加種目、開催国枠による団体競技も理由となった。

JOC山下会長は結団式で「選手たちは逆風に揺れ、試合や練習ができない困難を乗り越えて最善を尽くそうとしてきた。感謝と誇りを感じつつフィールドで思う存分輝いてほしい」。

選手団の内訳は、男子306人、女子が276人。最年長は馬場馬術の北原広之(45)、最年少はスケートボード女子で開心那(ひらき・ここな、12)。開は開幕時12歳10カ月で、夏季五輪日本人最年少になる。

団長は日本テニス協会の福井烈専務理事が、総監督は日本陸連の尾県貢会長が務める。監督、コーチ陣は476人で日本選手団全体では1058人となった。