男子ケイリンは、深谷知広(30=日本競輪選手会)が3年ぶり、2度目の優勝。前日のスプリントに続いて個人2冠を達成した。20年世界選手権銀メダルで、東京オリンピック(五輪)代表の脇本雄太は2位、新田祐大は4位だった。女子は公式戦初出場の新星梅川風子(29=同)が初優勝。また、男子オムニアムは、五輪代表の橋本英也(26=同)が制した。

     ◇     ◇     ◇

男子オムニアムは、東京五輪代表の橋本が3年ぶり3度目の優勝を決めた。第3種目では、きわどいゴール前勝負の最中、観客に手を振る余裕のレース運びだった。「本来なら五輪の後の大会だったが、順調に仕上がっていると思うのでうれしい。五輪でもメダルを取れる位置にいる。メダルを取って日本のみなさんに報告できれば」と喜んだ。