世界ボート連盟は5日、東京・海の森水上競技場で開幕予定だった東京オリンピック(五輪)アジア・オセアニア大陸予選について、荒天のため初日の5日は競技を行わず、6、7日の2日間で実施すると発表した。中止を決めた時点で雨は降っていなかったが、強風が吹き付けていた。

5日に行うはずだった各種目の予選や敗者復活戦は6日にスライド。2日目に予定されていた男女シングルスカル準決勝は調整の結果、7日の各種目の決勝前に組まれた。東京五輪とパラリンピックの出場切符が懸かる今大会には、18の国と地域から約80選手が参加する。

五輪会場として東京湾の埋め立て地に新設された同競技場は、風や波の影響を受けやすいとされる。