ラグビー7人制女子代表候補の堤ほの花(23)が18日、「日本一暑い街」こと埼玉県熊谷市での合宿に参加し、暑さ対策の秘策を明かした。

18年7月に国内最高気温の41・1度を観測した熊谷市は「ラグビーの街」だけでなく、「日本一暑い街」としても有名。合宿2日目の18日の最高気温は、35・2度だった。オンライン会見で堤は、暑さ対策として「各自でバケツ1つを持ち、氷と水を入れて(水分補給)ボトルやタオルを冷やしている。午前練習でも暑い」と説明した。

活動は再開されたが、新型コロナウイルス感染予防のため、これまでとは異なる点が多々ある。今回は10人の合宿で2グループに分かれて実施。ボトルの消毒の徹底や、昼食は各自の部屋で食べたり、ミーティングはオンラインで参加する。「合宿っぽくない合宿。仲間とは移動や練習などのちょっとした時間しか会えず、ちょっとさみしい」。

佐賀工高出身の堤は今春に日体大を卒業し、都内の企業に就職した。会社からは東京オリンピック(五輪)を見据えてラグビーに専念することが認められ、結果で恩返しする覚悟だ。