テニスで世界2位の大坂なおみ（23＝日清食品）が日本時間1日未明、自身のSNSで全仏オープン2回戦の棄権を電撃表明した。さらに「2018年の全米オープン以降、長い間うつに悩まされてきた」と告白した。

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大坂は今後、14日開幕のベルリンの大会、28日からのウィンブルドンにエントリーしている。ともに芝コートだが、赤土と並んで苦手だ。心身が健康であることが復帰への最大の条件だとすれば、欠場する可能性は濃厚。その後は、7月24日に始まる東京オリンピック（五輪）テニス競技となる。五輪の会場は有明テニスの森公園で、最も得意なハードコート。地元で大好きな日本なら、テニス以外にかかるストレスも少ない。以前から「東京五輪で金メダルを取るのが夢」と話しており、関係者は「五輪は出る。復帰戦には十分」と話した。