【追憶 桑田真澄〈4〉】84年夏決勝は「PLー取手二」 難ブロック突破し対峙

PL学園の桑田真澄。すべての野球好きが胸躍る響きです。見出しに並ぶ校名も…38年前の記憶がよみがえるほど「KK」の強い磁場が人々を惹きつけたのです。(2017年6月6日掲載。所属、年齢などは当時。文中敬称略)

高校野球

★ロス疑惑、グリコ・森永事件

ロス疑惑の報道過熱、グリコ・森永脅迫事件…。世間が揺れた84年。桑田にとっては、追われる立場を痛感する1年だった。

桑田 どこも倒せなかった池田をPL学園が倒したことで、僕を取り巻く環境も、僕自身の人生もガラッと変わりましたね。

83年夏の甲子園で、PL学園は5年ぶり2度目の優勝。

3季連続の甲子園制覇を目指した池田を準決勝で止め、決勝は横浜商に快勝。

先発マウンドには桑田が立ち、4番は清原和博。主戦投手と主砲が1年生で、あと4季甲子園出場のチャンスがある。

「KK時代」の幕開けだった。

本文残り74% (1120文字/1514文字)

古代の王国トロイを発見したシュリーマンにあこがれ、考古学者を目指して西洋史学科に入学するも、発掘現場の過酷な環境に耐えられないと自主判断し、早々と断念。
似ても似つかない仕事に就き、複数のプロ野球球団、アマ野球、宝塚歌劇団、映画などを担当。
トロイの 木馬発見! とまではいかなくても、いくつかの後世に残したい出来事に出会いました。それらを記事として書き残すことで、のちの人々が知ってくれたらありがたいな、と思う毎日です。