人生最後かもしれない1曲に込めた、オール巨人の覚悟 敬愛「いとこい漫才」への思い

歌手でもある漫才師オール巨人(74)が5年ぶりとなる新曲「あの日、ありがとう。」を発表しました。巨人自身が初めて作詞を手がけ、作曲は「神田川」「赤ちょうちん」などで知られる南こうせつです。「人生最後の1曲になるかも」と気合を込めて歌っています。【取材・構成、撮影=三宅敏】

お笑い

★オール巨人が語った主な内容

  • 5年ぶり新曲、作詞に初挑戦した経緯
  • 75歳でも体年齢57歳 50年のゴルフと健康の秘訣
  • まだまだ現役 いとし・こいしの言葉を胸に秘め

◆オール巨人(きょじん)1951年(昭26)11月16日生まれ、大阪市出身。74年7月、吉本新喜劇座長だった岡八朗(当時は八郎)に弟子入り。75年4月、オール阪神とコンビ結成。ものまねを交えたテンポのよいしゃべくり漫才で人気者に。上方漫才大賞受賞4度は最多記録。趣味はゴルフ、スポーツ観戦。身長184センチ。

◆新曲「あの日、ありがとう。」 発売中。11月24日には「オール巨人親子と愉快な仲間たち!ゴルフコンペ」が行われる。

「お客さんが求めてくださる限りは舞台に立っていたい」と語るオール巨人

「お客さんが求めてくださる限りは舞台に立っていたい」と語るオール巨人

半世紀前の「断ってしまった」後悔 南こうせつへの依頼

巨人と南こうせつの出会いは、半世紀前にさかのぼる。ともにデビューして間もない頃、仕事先だった九州のホテルでばったり遭遇。こうせつから「せっかくの機会だし、飲みに行きませんか?」と声をかけられた。「神田川」の発売が1973年(昭48)9月、阪神・巨人のコンビ結成は75年4月だった。

巨人 「あ、南こうせつや!」と正直、僕はビビってしまいました。今思えばもったいないのですが、あの時はせっかくのお誘いを断ってしまったんです。昨年、オール阪神・巨人50周年を迎えて「新曲、誰にお願いしましょうか?」と打診された際、こうせつさんの顔が浮かんで作曲をお願いしたんです。

本文残り80% (2494文字/3118文字)

エンタメ

三宅敏Satoshi Miyake

Osaka

大阪市生まれ。1981年に日刊スポーツ入社。
主に芸能ニュース、社会ニュースの記者・デスクを務める。
2011年に早期退職制度で退社。その後は遊んで暮らしていたが、2022年から記者として復帰。吉本のお笑い芸人などを取材している。
好きなものは猫、サッカー、麻雀、ゴルフ。身長171センチ。