【山本草太の言葉/トリノ限定取材】「宇野昌磨選手が身近にいるから頑張れる」

【トリノ(イタリア)=松本航】フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルで初出場で銀メダルを手にした山本草太(22=中京大)が、世界舞台で手にしたメダルの意味、現在地について語ってくれました。

日本から見守ってくれた山田満知子コーチにかけられた言葉、大けがを負う前、ジュニア時代にトップを争い、追いかけていた宇野昌磨への思い、距離間など。現地トリノ限定のインタビューです。

フィギュア

<GPファイナル>男子シングル2位:山本草太一夜明け会見

表彰式でメダルを手にする宇野昌磨(中央)、山本草太(左)、イリア・マリニン(AP)

表彰式でメダルを手にする宇野昌磨(中央)、山本草太(左)、イリア・マリニン(AP)

【GPファイナル男子シングル成績】


順位選手SPフリー合計
1宇野昌磨99.99204.47304.46
2山本草太94.86179.49274.35
3イリア・マリニン80.10191.84271.94
4佐藤駿76.62173.54250.16
5三浦佳生87.07158.67245.74
6ダニエル・グラッスル80.40164.57244.97
SP後、2位となり記者会見で思いを語る山本草太

SP後、2位となり記者会見で思いを語る山本草太

山田満知子先生から、本番前に連絡が

――フリーから一夜明けて

山本 そうですね。もちろんうれしい気持ちどこかにあると思うんですが、あまり今回は今回で喜んでという声もあったんですが、僕自身は次に向かっている。帰ったら1週間後くらいに全日本がある。今回は一つの経験として、今回の出来を整理しながら、どうやったら全日本で同じような演技できるか考えながら練習したいです。

――(山田)満知子先生からは何か言われた?

大学までラグビー部に所属。2013年10月に日刊スポーツ大阪本社へ入社。
プロ野球の阪神を2シーズン担当し、2015年11月から西日本の五輪競技やラグビーを担当。
2018年平昌冬季五輪(フィギュアスケートとショートトラック)、19年ラグビーW杯日本大会、21年東京五輪(マラソンなど札幌開催競技)を取材。
21年11月に東京本社へ異動し、フィギュアスケート、ラグビー、卓球などを担当。22年北京冬季五輪もフィギュアスケートやショートトラックを取材。
大学時代と変わらず身長は185センチ、体重は90キロ台後半を維持。体形は激変したが、体脂肪率は計らないスタンス。