【坂本花織の言葉/トリノ限定取材】“スピード違反”で捕まろうが知らん(笑)

【トリノ(イタリア)=松本航】フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルで5位となった坂本花織(22=シスメックス)が違反も覚悟?の全開宣言です。ショートプログラム(SP)首位から、ジャンプにミスが連発しメダルを逃したフリーから一夜明けた現地限定のインタビュー。切り替え方、短期間で演技を一変させる坂本流の走り込み方などを明かし、甘さを拭い去る強い覚悟を示しました。

フィギュア

<GPファイナル>女子シングル5位:坂本花織一夜明け会見

【GPファイナル女子シングル成績】


順位選手SPフリー合計
1三原舞依74.58133.59208.17
2イザボー・レビト69.26127.97197.23
3ルナ・ヘンドリックス74.24122.11196.35
4渡辺倫果72.58123.43196.01
5坂本花織75.86116.70192.56
6キム・イェリム61.55119.03180.58
エキシビションで演技する坂本(ロイター)

エキシビションで演技する坂本(ロイター)

ビエーって泣いて、お風呂入って寝た

――一晩明けて

坂本 昨日、もう思う存分泣いて、きょうはいつも通りに戻りました。ホテルに戻ってから、もうビエーって泣いて、もうお風呂であっためて寝ました。

――特にどの場面を思い浮かべたか

坂本 全部ですよ、もうフリー全部です。もうなんであんな足動かんかったんやろうみたいな感じでびっくりするぐらい動けなくて。

――滑る前の表情はすごく落ち着いてたように見えましたが

坂本 滑る前は本当に まあいつも通りの緊張感だったんですよ、緊張感は本当いつも通りっていう感じだったんですけど、なんか足が動かないみたいな感じでした。

――原因不明ですか

大学までラグビー部に所属。2013年10月に日刊スポーツ大阪本社へ入社。
プロ野球の阪神を2シーズン担当し、2015年11月から西日本の五輪競技やラグビーを担当。
2018年平昌冬季五輪(フィギュアスケートとショートトラック)、19年ラグビーW杯日本大会、21年東京五輪(マラソンなど札幌開催競技)を取材。
21年11月に東京本社へ異動し、フィギュアスケート、ラグビー、卓球などを担当。22年北京冬季五輪もフィギュアスケートやショートトラックを取材。
大学時代と変わらず身長は185センチ、体重は90キロ台後半を維持。体形は激変したが、体脂肪率は計らないスタンス。