【吉岡希の言葉／トリノ限定取材】田中刑事先生は一緒にリンクに立って助言をくれます

【トリノ（イタリア）＝松本航】フィギュアスケートのジュニアグランプリ（GP）ファイナルで銅メダリストとなった吉岡希（18＝法政大）。ショートプログラム（SP）5位からフリーは2位の得点をマークしての表彰台でしたが、一夜明けての取材でさらなる飛躍を誓いました。田中刑事コーチの呼吸を大切にする指導法、今月末の全日本選手権での目標も語りました。

フィギュア2022.12.13 11:00

松本航

＜ジュニアGPファイナル＞男子シングル3位：吉岡希一夜明け会見

【GPファイナル　トリノ取材限定コメント】は下のリンクから見られます

【竹内強化部長の言葉】史上初3冠「リーダー」日本にまだある伸びしろ

【ジュニアGPファイナル男子シングル成績】

順位	選手	SP	フリー	合計
1	ニコライ・メモラ	79.84	150.66	230.50
2	ルーカス・ブルサード	81.11	139.32	220.43
3	吉岡希	66.83	141.18	208.64
4	中村俊介	74.81	123.83	198.64
5	ロバート・ヤンポルスキー	73.31	124.71	198.02
6	片伊勢武アミン	58.19	124.30	182.49

ジュニア男子で銅メダルを獲得した吉岡希（共同）

悔しい演技、でも表彰台はうれしい

――銅メダルから一夜明けて

吉岡　演技はすごい悔しい結果になりましたけど、表彰式に出て3位になれてうれしく思います。

――グランプリファイナルの表彰台に上った時はどういう気持ちでしたか

吉岡　そうですね、あの今までにない経験をさせていただいて、すごく良い経験でした。

――昨日の演技は、映像などで振り返ったりはしましたか

吉岡　いや、他の選手は見たんですけど、自分の演技だけまだ見てないです。

――両親や友達からは連絡きましたか

吉岡　そうですね、あの友達からとかもいっぱい来て、すごくうれしかったです。

――世界の舞台で戦いたいなど思ったタイミングはいつですか

吉岡　去年もジュニアGPの選考会などがあって、そこで良い演技ができず、落ちちゃって。そこから悔しくて、　全日本ジュニアで表彰台に立ちたいと思って、去年はなくて、今年その選考会で選ばれて、選ばれたからにはしっかり勝ちたいなと思って、そこからかなと。

フリーで演技する吉岡希（共同）

俊介とは「まだまだやな」と話を

――4回転はルッツも跳んでいますか

吉岡　いや、ルッツとかは練習しているだけで降りてはないです。最近はしてないんですけど、ちゃんとコンスタントに練習していったらできるんじゃないかなと。

――ジュニアの早い段階からも4回転を練習してましたけれど、試合で決まるようになってきて、4回転までは長かったですか

keywords

#【松本航】 #GPファイナル・選手の言葉 #吉岡希 #フィギュア

スポーツ

松本航Wataru Matsumoto

大学までラグビー部に所属。2013年10月に日刊スポーツ大阪本社へ入社。
プロ野球の阪神を２シーズン担当し、2015年11月から西日本の五輪競技やラグビーを担当。
2018年平昌冬季五輪（フィギュアスケートとショートトラック）、19年ラグビーＷ杯日本大会、21年東京五輪（マラソンなど札幌開催競技）を取材。
21年11月に東京本社へ異動し、フィギュアスケート、ラグビー、卓球などを担当。22年北京冬季五輪もフィギュアスケートやショートトラックを取材。
大学時代と変わらず身長は１８５センチ、体重は90キロ台後半を維持。体形は激変したが、体脂肪率は計らないスタンス。