【三原舞依の言葉/トリノ限定取材】「SPはマイの人生を」心に残るデービットの表現

【トリノ(イタリア)=松本航】グランプリ(GP)ファイナルで女子の三原舞依(23=シスメックス)が初出場で頂点に立ちました。今季はGPシリーズ第4戦英国大会、第6戦フィンランド大会で優勝。フリーから一夜明けた現地トリノ限定の取材では、今季のショートプログラム(SP)「戦場のメリークリスマス」とフリー「恋は魔術師」を手がけたデービッド・ウィルソンさんと共有する思い、22日に開幕する全日本選手権(大阪)への向き合い方などを明かしました。

フィギュア

<GPファイナル>女子シングル優勝:三原舞依一夜明け会見

表彰式でメダルを見せる三原舞依(ロイター)

表彰式でメダルを見せる三原舞依(ロイター)

【GPファイナル女子シングル成績】


順位選手SPフリー合計
1三原舞依74.58133.59208.17
2イザボー・レビト69.26127.97197.23
3ルナ・ヘンドリックス74.24122.11196.35
4渡辺倫果72.58123.43196.01
5坂本花織75.86116.70192.56
6キム・イェリム61.55119.03180.58
表彰式で日の丸を広げる三原舞依(ロイター)

表彰式で日の丸を広げる三原舞依(ロイター)

寝られたのか、寝られてないのか…目が

――昨晩(フリーの夜)は眠れたのか

三原 なんか寝られたのか、寝られていないのか、よく分からないです。目が開かないです(笑い)。

――ベッドには入ったか

三原 はい。

――感情が頭の中でぐるぐると回っているのか

三原 何を考えるというわけではなく、ただただ時間が過ぎていったかなという感じです。

――実感は

三原 あまり実感がないです。パッと横を見たらメダルはあったけれど、演技の悔しさの方が大きくて「まだまだできるところを、しっかりと伸ばしていきたいな」というのと、何よりもコンディションを整えたいのがすごくあります。今、足がすごく重い。帰ってすぐに全日本があるので、そこに向けてしっかりやりたい。本当に、全日本で年明けの試合が決まるので、今回は今回だし、全日本は全日本と、しっかり切り替えてやりたいです。

――疲れを取るためにやることは

大学までラグビー部に所属。2013年10月に日刊スポーツ大阪本社へ入社。
プロ野球の阪神を2シーズン担当し、2015年11月から西日本の五輪競技やラグビーを担当。
2018年平昌冬季五輪(フィギュアスケートとショートトラック)、19年ラグビーW杯日本大会、21年東京五輪(マラソンなど札幌開催競技)を取材。
21年11月に東京本社へ異動し、フィギュアスケート、ラグビー、卓球などを担当。22年北京冬季五輪もフィギュアスケートやショートトラックを取材。
大学時代と変わらず身長は185センチ、体重は90キロ台後半を維持。体形は激変したが、体脂肪率は計らないスタンス。